とみちゃんのラテンな日々

Hasta mañana,que será será.....

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ゼミ

私は、大学院のゼミの発表が大の苦手だ。
好きだという学生はいないにちがいないが。。。
それは、あまりこの研究テーマをわかっていない学生たちに、
好き勝手な揚げ足をとられる場、と解釈しているからである。
もちろん、その揚げ足意見が、論文の作法とやらの習得に役立ち、
論旨について、策を練るアイデアにつながるから我慢している。

そもそも、学生達の書く論文の価値が私にはわからない。
なぜなら、それは偉い人が書いた「文献」と
ひとりよがりの「ヒアリング」によって
論文のための論文で、学位を得るためだけの「おもしろテーマ」を探して、
ある作法に則ってさえいれば、
具体的に実社会で通用しない、絵に描いた餅でも認められる。
しかも、一般人は読んでも面白くないから、社会には何の影響も与えない。
物理や医学の世界と違って、社会的なテーマの論文が、
その生きた社会に影響を与えなくて、何の価値があるのだろう。
先日も、発表を頼まれてしぶしぶ引き受けたが、案の定、
「外国人は、日本で権利がほしいなら国籍をとればいい」
みたいな発言を平気でするのである。
毎年、15000人もの外国人が日本国籍を取得する中で、
問題は、国籍をかえることでは解決になっていないことも明らか。
社会が、こんなに多文化・多民族になったことに多くの人が気づきはじめ、
政府も地域社会も、曲がりなりにとは言え、
多様な住民との「多文化共生」を、
施策や地域ルールやイベントにとりいれはじめているのに、
それに気づかないような鈍感な学生たち。
人権意識の低いこのトップクラスの大学の学生達をみるにつけ、
疲れがどっと出るのである。

そして、もはやこの問題は、人権意識改革のみならず、
日本社会の活性化、低迷する日本社会の突破口として、
大切なチャンスにするかどうかの分水嶺でもあるということを、
どうしてこのゼミで納得させるのか、道のりは遠い。
だが、私はその納得させるための論文の「作法」を何とか見つけて
書き上げるまでは、この学生たちに、えらそうな口は利けない。
だいぶんこの場にもなれてきたとは言え、やはり我慢している私、

でも、このままではすまさないから。
今にみておれ~!
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この記事のコメント

かっこいいよおお!!とみさん。
頑張って!!頭でっかちな、ひとりよがりのいちびりたちを、ぐうの音も出ないほどやつけちゃって!!応援してるからね!!
2006-07-01 Sat 12:49 | URL | miyako #-[ 内容変更] | top↑
うぅぅ。。。。嬉しい!その心強い応援。
2006-07-02 Sun 13:51 | URL | とみちゃん #-[ 内容変更] | top↑
移民統合で検索していたら、このブログを見つけました。現在ノルウェー赤十字で難民を特に対象とした、移民統合のプログラムで働いています。日本で市民レベルの多文化共生の動きの情報誌などありますか?教えていただけると とってもありがたいのですが、よろしくおねがいします!!!!
2007-07-07 Sat 06:42 | URL | もも #-[ 内容変更] | top↑
海外に行っていて、コメントに築くのが遅くなってすみません。
「多文化共生」について、情報誌は見たことないけど、
いろいろな情報誌が特集を組んでいます。
たとえば、私のブログの5月14日にも紹介した全国自治体研修所発行の「国際文化研修」、自治体国際化協会の月刊誌や、開催国際交流団体協議会発行のNPOジャーナルvol.8でも特集をくんでいます。
あと、4月8日のブログで紹介した「事典 日本の多言語社会」 は
情報誌ではないけど、いろいろなことが整理されています。
もちろん「多文化共生」「多文化社会」とかをテーマにした文献や論文集はかなり出ています。特に明石書店とかが多いと思います。
文献について必要ならまたお知らせ下さい。リストをおくります。
ももさんの活動詳しく知りたいな。
ではでは。。。
2007-07-18 Wed 07:42 | URL | とみちゃん #-[ 内容変更] | top↑
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