とみちゃんのラテンな日々

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13年ぶりのインドで

『随想』3月16日(神戸新聞)より

1997年2月ごろ、7ヵ月のユーラシア大陸を越える旅の途中、
インドに一ヶ月半滞在した。
コルカタ、ダージリン、バラナシ、デリーなどを訪れた。
法律上はすでに存在しないはずのカースト制度が実際には残る社会で、
たくましく暮らす多様な人びとがいた。
物乞いをする子ども、あふれる観光客と客引き、道ばたで生活する人、
そこを歩く牛たち、
その合間をぬって走るリクシャー(人力車)の運転手などなど。
 
 そして今年の2月後半、13年ぶりにそのインドを訪れた。
バンガロールというICTの都市として有名な町で開催された国際会議に
参加するためだった。
ところが、インドの最先端の都市だと思って訪れたバンガロールは、
13年前のインドのイメージとほとんど変わっていなかった。
あふれるさまざまな人びとが、たくましく生活している。
たとえ経済的に底辺で暮らしていても、
その中で悟ったようにしたたかに生きる人たち。

 そのあと訪れたチェンナイでは、ダリット(カースト制度のもとで
最下層のカースト外に位置づけられた人びと)の
反差別社会運動の拠点にも行った。
そこで、職業も制限されて水もないところでネズミを捕って食料に
するような生活を強いられている人や、
2日がかりでレンガ1000個を作って
わずか700円の収入を得ている出稼ぎの家族に会った。
その身分で生まれたということだけで理不尽な差別や死に至るような
暴力を受ける社会と、命がけで闘っている。
ダリットの現状を寸劇にしたり、そこから立ち上がろうという気持ちを
歌に託して伝えたりしている。

 そして、帰りに経由したシンガポールでは、
超近代的高層ビルが立ち並ぶショッピングモールで、
20万円もするワンピースが当たり前に売られていた。
世界のこのような格差をあらためて実感したのだった。
(by 吉富志津代)

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