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とみちゃんのラテンな日々

Hasta mañana,que será será.....

フィリピン/マニラで

3泊4日でフィリピン/マニラに行って来た。
UNDP(国連開発計画)の会議出席のためだが、
せっかくなので、丸一日は観光もしてきた。

会議の内容については以下。
■テーマ
Global Human Development Report 2009
“Human Development on the Move”
■参加者:
アジア12カ国から1~2名ずつ、フィリピン関連機関から十数名、
NY国連本部から約10名、UNISEF,ILO,その他(イタリア、アルゼンチン)
UNDPフィリピン事務局

参加者は全員、我れ先にと発言したい人ばかりで、
多くは研究者、リサーチャー、そして10%程度のNGO関係者。
現在の移民送り出し国の人達中心の会議なので、
経済に関することで政策を評価していた。
移民受け入れ側の国として政策を論じている日本からの私の
立場とは基本的な視点が違うのは無理もない。

100年前から30年前まで、日本は南米に移民を送り出していた。
日本は、入管法上は低労働者の受け入れをしていないとしながら、
実際は経済状況の反転で戻って来た日系人、研修生、文化活動、
日本人の配偶者などで来ている多くの移民が働いている。
日本はまた、看護士/介護士をインドネシア、フィリピンから
国との契約で招いている。

なぜ看護士/介護士という大切な仕事をする人がいないのか?
なぜ老人の世話をする人がいないのか?
なぜ人口減少しているのか?

いずれも日本の労働状況、経済状況、教育状況の問題である。
まずはそれを国内で解決しようとする政策を考えることをせずに
外国からその穴埋めのように移民を受け入れるのは反対。

しかし、そういう移民受け入れ政策とは別に、
実際には、経済/政治状況により人が流れている中で、
違った価値観、言語、習慣の人達とどのように社会を作るのか、
またそれをどのようにプラスと捉えるのか、
誰もが頑張れる社会か、頑張れば認められるか、
そういう視点が必要なのではないか。

世界に経済的格差がなくならない限り移民の現象はなくならない。

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会議の様子

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日本の100円均一ショップが!

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ホテルのあるMAKATI地区は大きなショッピングセンターだらけ

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スペイン統治時代のままの地区“Intra Muros”の教会

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ダウンタウンの中を馬車で。。。

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遊ぶ子ども達

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乗り合いタクシー“ジプニー”








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