フィリピン/マニラで |
2008-11-22 Sat 00:07
3泊4日でフィリピン/マニラに行って来た。
UNDP(国連開発計画)の会議出席のためだが、 せっかくなので、丸一日は観光もしてきた。 会議の内容については以下。 ■テーマ Global Human Development Report 2009 “Human Development on the Move” ■参加者: アジア12カ国から1~2名ずつ、フィリピン関連機関から十数名、 NY国連本部から約10名、UNISEF,ILO,その他(イタリア、アルゼンチン) UNDPフィリピン事務局 参加者は全員、我れ先にと発言したい人ばかりで、 多くは研究者、リサーチャー、そして10%程度のNGO関係者。 現在の移民送り出し国の人達中心の会議なので、 経済に関することで政策を評価していた。 移民受け入れ側の国として政策を論じている日本からの私の 立場とは基本的な視点が違うのは無理もない。 100年前から30年前まで、日本は南米に移民を送り出していた。 日本は、入管法上は低労働者の受け入れをしていないとしながら、 実際は経済状況の反転で戻って来た日系人、研修生、文化活動、 日本人の配偶者などで来ている多くの移民が働いている。 日本はまた、看護士/介護士をインドネシア、フィリピンから 国との契約で招いている。 なぜ看護士/介護士という大切な仕事をする人がいないのか? なぜ老人の世話をする人がいないのか? なぜ人口減少しているのか? いずれも日本の労働状況、経済状況、教育状況の問題である。 まずはそれを国内で解決しようとする政策を考えることをせずに 外国からその穴埋めのように移民を受け入れるのは反対。 しかし、そういう移民受け入れ政策とは別に、 実際には、経済/政治状況により人が流れている中で、 違った価値観、言語、習慣の人達とどのように社会を作るのか、 またそれをどのようにプラスと捉えるのか、 誰もが頑張れる社会か、頑張れば認められるか、 そういう視点が必要なのではないか。 世界に経済的格差がなくならない限り移民の現象はなくならない。 ![]() 会議の様子 ![]() 日本の100円均一ショップが! ![]() ホテルのあるMAKATI地区は大きなショッピングセンターだらけ ![]() スペイン統治時代のままの地区“Intra Muros”の教会 ![]() ![]() ダウンタウンの中を馬車で。。。 ![]() 遊ぶ子ども達 ![]() 乗り合いタクシー“ジプニー” |
この記事のコメント |
|
||
管理者だけに閲覧 | ||
|
この記事のトラックバック |
| とみちゃんのラテンな日々 |
|