被災地の移民コミュニティ支援 |
2011-07-09 Sat 01:43
東日本大震災直後から続けている活動のうち、
移民コミュニティの支援、をテーマとして情報を収集し、 縁ができたフィリピンのお嫁さんたちのグループ。 彼女たちは、これまで日本語を早く覚えて 「日本人のようによく働く嫁」として お姑さんにも気に入られてきた。 自分の子どもたちにも日本語ではなしかけ、 地域社会にとけ込んできた人が多い。 だけど、震災で恐い目にあって、仕事がなくなって、 不安だったときに、仲間たちと助け合う中で、 自分たちのアイデンティティが蘇る。 彼女たちに、タガログ語のラジオ番組をしないか、 と提案したところ、とてもやる気満々で、 準備を整えて機材を運び、番組作りの研修をした。 まだ番組は完成していないけど、 番組作りのプロセスで、自分たちの被災体験を 自分たちの言葉で語ることが、ストレス発散に なればいいなと願う。 ![]() ![]() ![]() 「私たちが気仙沼にいることを、ここで頑張って いることをみんなに伝えたい」と語る彼女たちの 意気込みを感じている。 今週末は、気仙沼に花を植える活動をするとのこと。 日本人になることで認められるのではなく、 フィリピン人として、地域社会に受入れられる日も 近いと思う。 ●最新情報は多言語センターFACILのHPへ http://www.tcc117.org/facil/ |
優先座席 |
2011-07-07 Thu 00:42
リハビリブーツをはいて、電車に乗るようになったら、
優先座席のことが気になるようになった。 長い時間電車に乗るときは、 立っているのが、だんだんつらくなるから座りたい。 優先座席はたくさんあるから、その近くまで行って それとなく立っているが、 混んでいるときほど、誰も譲ってくれようとしない。 優先座席は、空いていたら座るけど、 座ったら、とりあえずまわりに気をつけておくものだ、 と私は思っていた。 が、現実はそうではなく、 眠っているふりをする、おしゃべりをする、 と、気づかぬふりをする人が多いことに気づく。 たった一度だけ、私と同年輩の女性が譲ってくれただけ。 優先座席が世の中に登場した当時、 本当は、優先座席なんかなくても、 高齢の方、障がいを持っている人、ケガをしている人、 妊娠中の人、子どもを抱いている人、などがいたら、 席を譲るという文化をつくる教育の方が大事だ、と思ったが、 今度は、優先座席ができても、 あまり意味がないという現実に、もっと愕然としたのだった。 |
| とみちゃんのラテンな日々 |
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