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とみちゃんのラテンな日々

Hasta mañana,que será será.....

震災から14年

毎年1月17日は、震災追悼行事で一日を過ごす。
今年も朝の4時半に起きてたかとり教会の追悼ミサに参加。
そのあとは、ねねチームが用意してくれた豚汁で暖まりながら、
この日には必ず集まる仲間たちと挨拶をかわす。
私たちにとっての旧正月のようなこの日は振る舞い酒も。。。。。
10時まで少し仕事をして、今年は教会内に設置された野田北部の
震災資料展示室のオープニング式典に参加してから
新長田駅前のろうそくイベント「1.17神戸に灯りをin ながた」の
会場へ。
FMわぃわぃも今日は一日,12時~22時までここからの
中継放送となる。隣には舞台も設置、太鼓や歌もある。
目の前はろうそくの灯りがきらきらときれい。

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私のラジオの出番は、13:00~14:00まで、
久しぶりの田村太郎さんとの「多文化共生」トークと、

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18:30~19:00の、関西ブラジル人コミュニティ/松原マリナさんと
ひょうごラテンコミュニティ/大城ロクサナさんをゲストに、
日系南米人の経済的危機状況についてのトーク。

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感動したのは、ラテンのふたりのメッセージだった。
「日本人も大変な時に外国人のことまでめんどう見れないから
自分の国に帰ればいいのに」
という声が聞こえてくるけどどう思うかという、
聞きにくいことを聞いてみたら、
「日本も、どこの国の人であっても同じ人間として困ったら助け合う
という基本的な考え方ができる国になってほしい」

まったくそのシンプルなことばにうなづく。
大変なのはみんな同じ。外国人とか日本人とかではなく、
日本人でも外国人でもクビになった弱い立場の人がいる。
日本人でも外国人でも強い人がいる。
たまたま今弱い立場にいる人達へ手を差し伸べる、
弱い人達への視点を忘れない、
それは同じ社会に暮らしている人として当然。
日本人だとか外国人だとか言っている場合じゃない。

たまたまその弱い人の中に日本語の理解の不十分な人には
わかる言葉で情報を、
また、弱い人達の中にたまたま障害を持つ人がいれば、
動けるようにサポートを、
そういう成熟した社会をめざしたい。
将来、今回は弱い立場だった人が、次は逆の立場で
またサポートをする側にいるかもしれない。

最後にロクサナが自分の言葉スペイン語で力強く語りかけた。
「ボリビア人でもペルー人でもコロンビア人でも、
日本という国で暮らしてきて、たとえ仕事がなくなったからと
言って、人にたよるのではなく自分の足でしっかりと立ち、
努力して前に進んでほしい。
私たちはラジオや冊子を通してできるだけ情報も伝えるし、
相談にものるから頑張ってほしい。」
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チェ 28歳の革命

私は、チェ・ゲバラが大好き。
娘のアレイダさんと話しができたときは、ゲバラのTシャツに
サインをしてもらったほど。
今年はそのチェの映画が2本も公開されるのを楽しみにしていた。

1月11日、この日は私の誕生日。
この日はヨーゼフとその映画を見ることにしていた。
朝9時半に大国公園で集まって、
あいウォーク(募金をして被災地を歩く震災周年追悼イベント)に参加し、
旧知の方達と一緒に丸五市場で焼き鳥やコロッケで日本酒を一杯(いっぱい?)。
ほろ酔い気分で歩いて、途中からたかとりに戻り、
ねねのみなさんに誕生日を祝ってもらってワインで乾杯。

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さらに、そのまま映画の始まるまで「ミュンヘン」で
飲もうと、ねねのメンバーと集まってまたまたビールで乾杯。

そして、すっかりできあがって5時すぎの上映にあわせて
ミント神戸へ行き、いよいよチェの映画が始まる。
本人と見間違うほどそっくりのベニチオ・デル・トロの熱演に
みとれて。。。と思ったら記憶がとび、
あ、かっこいい!!と感激したはずなのに、また記憶がとぎれ、
終わった時にヨーゼフが「よかったなあ!」って
話しかけて来た時は、「あれ?おわった?」
最後のところ見てなかった?????

気づいたらもう遅い。
ぜったいもう一回見に行くんだ!
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新年

今年は、31日の午後11時半ごろから鷹取教会に行き、
カウントダウンは、カトリックのミサで迎えた。
日付けの変わった直後の挨拶はカトリック風の握手で祝い、
その後は近くの須磨寺へ向う。。。。。
須磨寺では参拝客がもう帰る頃になっていたが、
階段を上ってお線香をたててお参りをする。

そして自宅では、元旦の朝に家族で集って
おせち料理とお屠蘇で新春を祝った。
2日には姫路の実家でもみんなでもう一回お屠蘇でお祝い。
こうして、およそ宗教にとらわれず、
自分の仲間と家族で、新しい年を迎えたことを
喜ぶ毎年である。
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2009年の新年の自宅の床の間

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2008年の鷹取教会のクリスマスの飾り付け

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