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とみちゃんのラテンな日々

Hasta mañana,que será será.....

東京のお祭り

ヨーゼフの母の7回忌のために東京に行って来た。
お供え物を買いがてら、浜松町まで出て日の出橋から
浅草橋まで隅田川を船で上った。

日の出橋では、「港フェア」の開催中で、全国の物産展が。。。
思わず北海道のカニを試食してから、
石垣牛の串焼きとオリオンビールを買って船に乗った。
すっかりお上りさんとなって、
船の中ではドイツからの観光客と一緒になって東京見物。

浅草橋では、今度は三社祭で御神輿行列に延々と続く屋台を巡る。
ホタテ貝と生酒、こんにゃく串にビール、たこ焼き、タン塩焼き。
そしてよく見ると、ドネルキャバブ、タイヌードル、シャーピンに
フィリピンの炒め物。。。。。
浅草寺の参道には、なんと多国籍な屋台が普通に並んでいる。

法事はおもいっきり懐石料理で滞りなく終了し、ほっと一息。
夕方、神戸への帰りに日比谷公園に立ち寄ると、
今度はなにやらエスニックな太鼓の音の賑やかさに
引き寄せられて行ってみる。
するとそこは「アフリカンフェスタ」の真っ最中。
ヨーゼフはさっそく南アフリカのワインに家庭料理セットを、
私はカメルーンのビールにこれも家庭料理セットを買って、
そのあたりで食べる。もちろん南アのワインはお代わり。
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神戸では、さまざまなしかけをして、
こういった交流の場や、エスニックビジネスのきっかけを
あえて作って少しずつ人の意識を変える活動をつづけてきたが、
東京では、数の力なのか、多くのマイノリティが自力で
どんどん発信してチャンスをつかんでいるのだと、
改めて東京という都会の威力を感じる。
人の意識が徐々に変わっていくプロセスを省略して
多文化の波が押し寄せてくる環境では、
すでにしっかりとした「人権意識」「公正な社会」を
住民ひとりひとりがしっかりと学ばなければならないのだと実感。
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新しい事務所

連休中に仕事の拠点の引っ越しをした。
震災からずっと続けている市民活動の拠点はカトリックの教会の敷地。
地域に開かれたこの拠点があったから、
私たちも活動を続けることができた。
ボランティアのみんなの手作りプレハブ事務所から、
今度は有名な建築デザイナーと大きな建設会社による
りっぱな建物になった。

そこでの仕事が始まって1週間。
いろいろと片づけやルールづくりはちょっと大変だけど、
新しくて気持ちの良い環境は心地よく、
震災後から慣れ親しんできた地域はやはり落ち着く。
そして毎日が、まだ新婚生活のようにうきうきしてしている。

今の日本では、市民活動の必要性の認識が少しは進んでいるもの、
これを仕事として続けていく環境はなかなか厳しく、
社会のさまざまなセクターの協力が必要である。
それでも私たちについて言えば、教会の協力のおかげで
こんなにステキな場所で仕事ができるということに
あらためて感謝しようと思う。


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「国際文化研修」第55号

全国市町村国際文化研修所発行の「国際文化研修」第55号の、
特集『多文化共生』に書いた「市町村におけるコミュニケーションの
あり方」が掲載された。
ダイジェストが以下のホームページにアップされている。
http://www.jiam.jp/journal/index.html

”入国管理の問題とは別に、外国人の入国後の地域社会における対応施策も
また急務であると言える。
この現象に伴って地域社会は混乱を招き、生活ニーズに応じた活動が
展開されていった。
日本で在日外国人を取り巻く社会の動きは、1960年代に始まった一部の
運動家活動から、硬軟取り混ぜたNGO/NPOの活動の横の広がりへと
移行していったのである。
特に、地域社会で安心して暮らすためには、まず住民同士の
コミュニケーションが不可欠である。
ここでは、NGO/NPOが展開する「コミュニケーション」に関する動きを
紹介し、行政との協働にも焦点を当てながら兵庫県の事例を挙げて
そのあり方や目指す社会への道筋を考えてみたい。”
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